今年初めてのココロミとなった、Rin-Bunのラヂオドラマを、
音の森の演奏でお届けするイベント、
【音の森ラヂオドラマイベント】vol.1-Sunday Garden in the WOODS
が終わりました!

この日のために、音の森3人の演奏家と、
ブルースハーモニカRON+Rin-Bunが
演奏したのは全8曲とラヂオドラマ1編。

最年少記録がこの日更新され、
4ヶ月ボーイが足をばたばたしながら聴いて、参加してくれました。

子どもたちは、子どもらしく、
問いかけに「はーい!」と返事をしてくれたり、
あるいたり話したり動いたりしながら、
ノリノリの曲は満面の笑顔で拍手をし、
じっくりと聴かせる心情を歌った曲は
こころをしんとさせて聴いてくれていることが、
こちらにも伝わって来ました。

【Sunday Garden in the WOODS】は、
自分の生きる道とはなにか、
本当の幸せとは、を問いかける哲学的なテーマであり、
大人向けとも言えます。

そして私自身が、
アーティスト(/教育者)として生きていくとき、
何を信じ、何が本質なのかということを
いつも問い続けていきたいという決意を描いた最初の作品です。

子どもたちは、
聴いていないようでいて、全てをまるごと感じ取って、
本質のみを理解しているものだ、ということは、先日のりんコラムでも書きました。

まさにこの日、
私のMCに反応してくれた子、
声を出した子、
歩き回った子、
いい気持ちになっていた子たちはすべて、その体験の中にいました。

ありのままに自分らしくいてもいいのは、子どもの特権です。

「お行儀が悪かった」なんてことは、ないんです。
子どもたちみんなのこころが動いていた、
それを、私は前でしっかりと感じました。

大人から見たら、
鑑賞をするときには
「じっと座って、余計なことは話さない」ことが大切なことかもしれませんが、
ラヂオドラマイベントでは、子どもたちのそういう生態についても、
もっと同じ空間にいる大人達と共感しながら
演奏していけたらいいなと感じました。

大人に見せるためだけの、
ノートだけが綺麗で、
頭の中にはなーんにも入っていない、
勉強する「フリ」と同じで、

「ちゃんと、じっとして」なんて、
子どもたちが音楽を楽しむことなんてできない、
と思うのです。

これからもRin-BunとKARINBAは、
大人達がこんなふうに音楽を創りだせるんだよ、
目の前にいる人を笑顔にする側に、
君たちもなってね、
という願いをこめて、活動を続けていきます。

(だから、子ども受けするように見えるから、という理屈で、
いわゆる子ども向けの曲を演奏したりはせず、
すべての親子のためにオリジナルの楽曲を、創りだしていきたいと思います。)
そんな頑固者の私たちに、
ついて来てくださるファンの皆様に応えるためにも!

これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
Rin

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次回は、
同じストーリー【Sunday Garden in the WOODS】を、
6/24(水)10:30-11:30 by音の森+Rin-Ron(!!)@Gallery okarinaBで、
そして
お茶の水では、場所を地下にうつして、
次のお話【メリーゴーランドと競走馬】を
7/19(日)13:30-14:30 by音の森+Rin-Bun でお送りします。

お楽しみに!